掲載誌は「コミックビーム」であり、同誌の中ではほぼ初めて女性読者がいる作品でした。

書店でのPR等を通じて売り上げを伸ばしています。

ローマ・イタリア関連の学術関係の問い合わせや、東京都浴場組合からの推薦等、ユニークな反響があった事でも話題になりました。

そして、平成22年に数々の賞を獲得した際には、旅行代理店や展覧会とのタイアップ計画も立ち上がりました。

平成22年5月の段階ではコミックス第1巻がおよそ50万部発行。

2巻発売時には「ローマ帝国がいよいよ、JAPANのコミックス業界を制圧」とイタリアの新聞にて洒落っ気を込めて紹介されたそうです。

テルマエ・ロマエという作品を作ったきっかけとして「銭湯もお風呂もヨーロッパには存在しません。ですが、古代ローマの風呂場の遺跡はそこかしこに存在しています。そのギャップが心に引っ掛かりました」「日本の室内風呂を見てイタリア人の旦那が拍子抜けしています」と、作者が語っています。

「でも、日本のお風呂の魅力は古代ローマの人々なら理解してくれるはず」と考えて、この漫画を描き始めたそうです。そして、旦那さんが「ローマ皇帝の名称を全て暗記しているほどの古代ローマ通」だった事も大いに関係していたとのことです。

ちなみに、最初は同人誌として細々と続けていくつもりだったそう。

コミックビームのスタッフも「コミックスが5千部いけば大成功」と感じていたようで、スマッシュヒットして非常に驚いているようです。

平成23年に作者が「引き延ばしせず、すぐに〆るつもりです。もうラストも決まっています」と言っており、実際に6巻で終了しています(平成25年)。