そもそも、大昔であればあるほど人々の生活はギャンブル性が強かったと言えるでしょう。
今でこそ普通に生活していれば衣食住に困る事はほぼありませんが、大昔は場合によっては命を「賭けて」それらを獲得しなくてはなりませんでしたからね。
ところで「カジノ」という言葉の由来をご存知でしょうか。
これはイタリア語の「Casa(小さな家)」が語源となっているんです。
ですから、カジノと言うとラスベガスなどを思い浮かべるかもしれませんが、実はイタリアとも縁が深いものであると言えます。
そして、イタリアでカジノが誕生した当時は「貴族の社交場」という趣が強く「カジノルーレット」をメインに楽しまれていたそうです。反対に、運の要素が極めて強い「カジノバカラ」などはあまり親しまれてはいなかったのだとか。
ただ、近年では外国人観光客のカジノプレイヤーも増えてきた事から、徐々にイタリアのカジノにもバカラゲームやオンラインスロットゲームも設置され始めているようです。(ただしオンラインバカラは無いそうです)
しかし、それでもイタリアのカジノに行けば、他の国のカジノとは少し違った「優雅さ」が味わえる事でしょう。
このように古代ローマやイタリアのカジノ・ギャンブルの歴史について考えてみればみるほど「テルマエ・ロマエを題材にしたカジノゲームを作ったら楽しいだろうな」と感じませんか?
オンラインスロットやオンラインルーレットなどの演出として、石や動物の骨などを使ったものなど時代を感じさせるものを作ったり、反対に最先端の演出を作ったりすると、ギャップが際立ち、そしてギャンブルの歴史が感じられて面白そうですよね。
「テルマエ・ロマエのキャラクター達がオンラインカジノゲームの演出を見てビックリする」なんて、メタフィクション的な演出があったらもっと楽しいかもしれません。
と言いますか、そもそもテルマエ・ロマエの登場人物達にとっては「謎のマシンの前で未来人らしき人達が、カジノオンラインで遊んでいる」ということ自体が驚きかもしれませんね。
既に完結しているテルマエ・ロマエ。ですが、当時のギャンブルを題材にしたテルマエ・ロマエの続編も読みたいような気がします。